2014年04月26日

自動車保険の基礎知識

これから自動車保険に新しく加入しようと思っている方も多いと思います。

もちろん、今まで加入していた方も、1年に一度の見直し時期に来た際に、何をポイントに見直しをすれば良いのかと思われている方も多いと思います。

今回は、自動車保険に関する基本的な事柄を知って頂く為に、自動車保険の基礎知識編として、ご紹介したいと思います。

ディーラーなどで車を購入すると時に、一緒に強制的に加入しなければならない自賠責保険だけで、これで十分ではないか?と思われている方も少なからずいらっしゃるようです。都道府県別の全国の統計データが公開されているのでご紹介します。
任意保険勧誘率(都道府県別).png

各区県別の加入率については上記の表をご覧頂くとお分かりだと思いますが、全国平均で約70%程度に停まっています。逆から見ると、約30%の人が任意保険に未加入だということです。

さらに内容を深く見ていくと、対人賠償・対物賠償の加入率は約70%ですが、搭乗者保険・人身傷害保険では約45%の加入率で、また車両保険に至っては、もう少し低い約42%に停まっています。

恐らくですが、自賠責保険だけで、任意保険は必要はないと考えている人の中に、自賠責で十分な補償が得られると勘違いしている人もいます。これは、全くの無知で、自賠責保険では相手へのケガの補償が最高で120万円まで、死亡させた場合でも3000万円が限度額となっています。

自動車保険の基礎知識.png

交通死亡事故の裁判で実際に億という賠償金の支払い命令が出た判例も少なくありません。特に医者や士業と言われる仕事に従事している人の場合は、遺失利益と言われる金額が莫大な金額になる傾向があります。

遺失利益とは、その人が、亡くならないで、その後も仕事で得たであろうとされる1生涯の収入の事になり、一般のサラリーマンなどでエリート高給取りなどの方も、その可能性が高いです。

任意保険の価値は、上記でご説明した、自賠責保険で不足する対人・対物賠償を補填することが大きな目的で、これに加え、事故を起こした当事者のケガや搭乗者のケガや死亡した場合など、ご自身や家族を守る目的の保険。

これに加え、交通事故だけでなく、一部の自然災害を除き、多くの自然災害などの場合にも補償される車両保険の必要性は、ますます高くなってきています。




posted by hokenminaosi at 16:38 | Comment(0) | 自動車保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月21日

韓国の旅客船の沈没事故に学ぶ

韓国の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故が盛んにニュースで流れていました。

kainanjiko-2.jpg

この事故の報道を見て、あなたは何をどのように感じ、何をどのようにすればあれほどの大惨事に至らなかったのか?と考えられたのでしょうか?

あれだけ大勢の人が犠牲になった海難事故はかつてのタイタニック事故以来だとも言われています。
あなたも一度くらいはフェリーなどの客船に乗船されたこともあるのではないでしょうか。

もし、今回のような大惨事が予測できるのなら、決してその船には乗船しないと思いますし、また予測できないにしても、過去にそのような海難事故の発生を認識しているのでれば、それに対する備えをしておくのではないかと考えられます。

kainanjiko-1.jpg
いったい何の話しをしているのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
というのも、このブログは、自動車保険に詳しくなるための記事を書いていますので、自動車保険に関連のある内容が書かれており、それに関心のある方が訪問されているだろうと思います。



韓国の旅客船沈没に学ぶ

なのに、韓国旅客船の事故の事から切り出しているので、今回の記事の意味が分からないと思われる方も多いでしょう。当然無理もないとは思いますが、この韓国の海難事故を冒頭に取り上げたのにはそれなりの理由があったからです。

もし、あなたが旅客船に乗船する機会があるとした場合、船着き場まで向かうのに、港まで近い方なら徒歩で行ける方もいるでしょうが、ほとんどの方は何か乗り物などを利用されるはずですよね。仮にご自身の車で港まで来て、そのまま車と一緒に乗船するといった場合を想定してみてください。

今回の旅客船の事故の例でも、積み荷として車がたくさん積まれていたことも事実です。もちろんそれだけでなく、尊い多くの人たちの命が奪われてしまいました。

海難事故と車両保険の関係

積み荷の海上投棄

仮に、船が沈没という最悪な状態にならない為に、つまり海難事故を最小限にとどめる目的で、あなたが乗船していた際に一緒に乗せていた車が海に投棄されてしまった。そのような時のことを少し想像してみてください。

今回、冒頭にご紹介した韓国旅客船の沈没事故は最悪の事態になってしまいましたが、そこまで最悪の状態に至らないケースで、仮に乗船した船が海難事故に遭い、船の沈没を避ける目的などから、積み荷が海上投棄されることがあります。これを専門用語で『共同海損』と呼ばれています。

あなたが乗船した船が突然起きた嵐や台風などで船が沈没しそうになり、人命が危険にさらされる可能性がある場合、船の責任者の判断で上記の『共同海損』の宣言が下される場合があります。

共同海損が命令されると、船の上の重量物の積み荷を海上に投棄されます。これによって、乗船中の人命に被害を及ぶことが免れたということも歴史上には存在します。

自動車保険の存在意義

この場合、海上投棄されたあなたの車はどうなるのか?
共同海損の成立や手続きは大変複雑な手続きを踏む必要がありますが、仮に『共同海損』と認定された場合、あなたの車の損害はご自身が加入されている自動車保険の車両保険で賄われることになっています。

通常、車両保険には、二通りの種類があり、幅広い車両損害に対応できる一般タイプ。それと事故の相手が車であり、かつ運転者が誰かという事がわかっている場合に限り適用される、限定タイプとしてのエコノミー車両保険が存在します。

今回の海難事故で海上投棄されたあなたの車は、前述のように共同海損が成立すれば、エコノミータイプの車両保険でも補償されることになっています。
『これは私がいくつもの損害保険会社に対して電話での聞き取り調査を行った結果、保険会社から出された見解です』

つまり最小限の限定タイプの車両保険に加入しているだけで、今回のケースではあなたの車の損害は補償されるという事が言えます。

ま、このような海難事故は、めったにある訳ではありませんが、この記事を読まれた方は今後想定内の事故として冷静に対処されるであろうと思います。










posted by hokenminaosi at 15:33 | Comment(0) | 自動車保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月16日

車によって保険料に差が出るってご存知ですか?

車にはその車種や用途によって車1台1台ごとに車両料率クラスというランクがつけられており、その車両料率クラスによって保険料率が変わってくるという仕組みが取り入れられています。

車両料率クラスという言葉じたいあまり聞きなれない方も多いのではないかと思いますが、その理由として、一般にはあまり公開されていないことも要因の一つです。

自動車保険に新しく申し込みをする際や、継続の申込みをする際に、気が付かれている方もいらっしゃるかもしれませんが、車両料率クラスの概要などについては全く触れられていないところがほとんどです。

この車両料率クラスとは、その車に対する安全性能などの総合評価をするための指標であり、1〜9までのランクによって分けられています。

車両料率クラス.JPG

料率クラスのもっとも低いクラス1の車両に車両保険の100万円をかけているとします。この場合の保険料は大雑把にいうと、約6万円程度。

今度は別の車で料率クラスが9の車に同じ車両保険が100万円だった場合、保険料はなんと、23万円といった高額の保険料になってしまいます。

では、車両料率クラスはどうやって決められるのか。これは、その車と同じ車種に対する現在までの事故歴や修理などの件数、また実際に事故に遭い修理に掛かった費用など、様々なデータを統計的にまとめ、それによって料率クラスが決められます。

そして、この料率クラスは一度決まるとずっと変わらず一定なのか?というとそうではなく、毎年その見直しが行われており、車によっては毎年変わってくることもあります。

では、どういった車がもっとも料率クラスが高いのか?
一般的には、高級外車やスポーツタイプの車の料率クラスが高いとされています。

車両料率クラス1.jpg

スピードが出やすいスポーツカーや高級外車などは、事故率も多かったり、また修理費用も高額になることから、料率クラスが高くなっています。

これとは逆にリッターカーと言われる1000cc程度のコンパクトカーやファミリーカーといった車は比較的に事故率も少なく、また修理費用もそれほど高額にならないことから、料率クラスは低めに設定されています。

また、実際にご自身が所有している車の料率を知りたい場合は、加入中、または加入を検討している保険会社に問い合わせてみると教えてくれます。

いかに自動車保険料を安く上げたいという事だけにフォーカスすれば、こういったコンパクトカーやファミリーカーを所有すると良いかもしれませんね。
posted by hokenminaosi at 13:07 | Comment(0) | 自動車保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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