2013年10月04日

自賠責保険から支払いがされない場合

ご存知のように自賠責保険は自動車を運転中に他人を死亡させたりケガをさせた場合、加害者が法律上の損害賠償責任を負った時の損害について支払される保険です。


逆にいいますと、加害者に法律上の損害賠償責任がない場合は支払われないということになります。ではどういった場合が該当するかというと、いわゆる自賠責に加入している車を運転中のドライバーに【責任がない事故】に加えて自賠責法で定められた【支払の対象外】の事故がそれに当たります。


1)加入しているドライバーに【責任がない事故】とは、下記の3つの項目のすべてに該当し、それを立証で  きた場合が責任がない事故として認定され保険金は支払われません。

・発生した事故に関連して、その運転者が車の運転に関して必要な注意を怠らなかった。
・運転者、或いは被害を受けた人が故意に起こした事故であったこと。
・自動車に構造上の欠陥や、または機能上に問題がなかったこと。

2)【対象外】の事故とは以下の2つのことをいいます。

・自動車の運転中により死亡したりケガをしたものではなかったこと。
 「例として、駐車場に駐車していた車に、子供たちなどが遊んでいてぶつかったりして子供たちなどが死傷 した場合」
・被害者が自賠責保険で定められた【他人】に当たらない場合。
 「例として、被害者が所有している車を、その友人が運転中に自損事故を起し、その車に同乗していた車の 所有者が死亡・ケガをした場合」


なお、上記でご紹介した【責任がない事故】及び【対象外の事故】は平成21年度で見る限り、全国のトータルでは以下のような件数が推移しています。

1)死亡事故
・責任がない事故 ⇒ 211件
・対象外の事故  ⇒ 28件

2)ケガの事故
・責任がない事故 ⇒ 2,930件
・対象外の事故  ⇒  326件

というような状況となっています。
「自動車保険の概況平成22年度版から参照」




posted by hokenminaosi at 11:13 | Comment(0) | 自賠責保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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