2014年03月24日

交通事故の過失割合について

クルマ社会の中で生きていくうえで車は大きな存在であり、仮に車に全く乗らない人であっても
歩行者や自転車しか乗らないような人であっても、道路を利用する以上、車は無視できない存在です。

歩行者や自転車などの交通弱者と呼ばれる人たちは加害者になる可能性は低くても、被害者になってしまう
可能性は多分にありますので、自動車の交通と、自動車事故に関しては少なからず関心を持っておいていただきたいですし、一定の交通ルールと交通事故のときの対応などについての知識は必要ではないでしょうか。

さて今回は、車同士の交通事故が起きた時の、双方の過失割合はどうやって決まるのかについて検討してみたいと思います。

今回は、信号機のある交差点で、青信号と赤信号での過失割合を取り上げたいと思います。
説明するまでもなく、青信号側の車にまったくルール違反や過失違反などがなければ
当然のことながら、赤信号側の車が100%過失という事になります。これを基本にしています。

今回、問題となるのは、青信号だから何でもやっていいというものではなく、その時の道路事情などケースバイケースによって変わってくるものですが、仮に、青信号側の車に明らかな著しい過失があった場合を検討してみます。

例えば、時速40キロ制限のところ80キロなどといった猛スピードで交差点に進入した場合などは、
そのスピードや違反などの状態によって、10%〜20%程度の過失が問われることになり、
青信号を無視して進入してきた車の過失が100%にならないケースがあります。

つまり、赤信号を無視して来た車と衝突した青信号の車が大破して、その車の修理費用が仮に100万円だったとして、青信号で渡ろうとした車に過失20%が適用されると。。。

青信号側の車の修理費用の100万円に対して、100万円×0.2=20万円が青信号側の車の修理費用を自己負担するか、ご自身が加入している車両保険で支払わなくてはならないことになります。

交通ルールの中で、信号無視は大変重いものですが、すべてのケースで青信号で渡ろうとした側が必ずしも100%悪くなることばかりではないことを覚えておきましょう。




posted by hokenminaosi at 12:40 | Comment(0) | 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年03月15日

事故が起きてしまいました。

思いがけないことから、ちょっとした油断で事故が起きてしまいました。

交差点の信号に従って左折して、その道を少し進んだ辺りでの出来事です。
こちらが進んでいく道路の反対車線は混雑して渋滞していました。その渋滞の列の間から、道路横の駐車場側から急に飛び出してくる1台の軽自動車があり、真っ直ぐに走行していたこちらの車に衝突してきたのです。

こちらは大慌てで急ブレーキを踏むと同時にハンドルを左に切りました。突然の事だったので、避けることもできなくて、相手の車の勢いと衝撃で、こちらの車が跳ね飛ばされ、もう少しで他の障害物にぶつかってしまうところでした。

当方の車のスピードはおよそ時速20キロ程度だったと思いますが、突然の事で、ブレーキでもハンドルでも避けることができなかった事で、当初はこちらには過失がないと考え、100対ゼロを主張したのですが、こちらも最低でも20キロ程度のスピードは出ていたので、どう考えてみても、過失ゼロの主張は通らないというのです。

おまけに、こちらには同乗者がおり、その人が後日、首の痛みを訴えるようになりました。
思いがけないもらい事故なのに、こちらも過失を問われるということが、どうにも納得がいかないのが人情ではありますが、

交通事故の判例から言っても、少しでも動いている場合は完全な過失ゼロとはならないのが普通になっています。こんな不合理なことってないよな!って思ってしまいますが、これはもう交通社会の常識のようにもなっていて、自動車保険の世界でもこのことが当たり前となっているようです。

そして、また運が悪いことに、同乗者がケガをしてしまったということ。一旦は、警察への届け出を物損事故で処理してもらいましたが、数日後に同乗者が首の痛みを訴えたことで、相手の自動車保険から補償をしてもらうべく、警察へは人身事故の処理として変更してもらうように相談したのです。

ところが、ところがなんです。人身事故として処理をすることで、相手の自賠責保険からは、ケガの治療費などを請求できることにはなりますが、こちら側が過失がゼロの事故でないとなると、こちらも運転者の責任を問われる形になり、運転免許も安全運転義務違反として最低でも2点が加算されることになるようです。

こちらも免許証に傷がつくのを避けたいという思いから、人身事故への変更処理をあきらめることになりました。

果たして、この場合、同乗者の人のケガの治療費などはどうなるのか、考えてみました。

相手の自賠責保険から補償を受けることができないので、同乗者の健康保険を利用して自己負担で治療をしてもらう、等といった事はできません。

こういった場合に備えて、こちら側が掛けている任意の自動車保険に『人身傷害補償保険』が付加されていれば、そこからケガの治療費や慰謝料を請求することができるという事です。

自賠責や任意の自動車保険は相手への補償が主目的である保険ではありますが、ご自身を守るための『人身傷害補償保険』が付加されていることで、今回のようなケースでもケガの治療費は自分が掛けている保険から補償され、さらに、この『人身傷害補償保険』を使用しても、等級ダウン事故とならず、次回からの保険料が上がることもありません。

これを機会に現在加入中の任意保険に、「人身傷害補償保険」若しくは特約が付加されているのかを改めて確認してみる必要がありそうです。

posted by hokenminaosi at 19:52 | Comment(0) | 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月15日

突然の大雪の事故に備えて

突然の大雪がもたらした交通の乱れにはどう対処するか?

今年になっての2月8日朝起きてみて外が真っ白になっていた大雪。滅多にない大雪でしたし、雪が積もったのも広い地域でしたので、思わぬ突然の降雪に慌ててしまった人たちも少なくなかったでしょう。

東京でも20年ぶりの大雪だったそうで、普段から北海道をはじめとする降雪地帯の人たちに比べると、降雪に慣れていない地域の人たちは歩行中でも滑って転倒して大けがをしたりする可能性が高いようです。

ましてや車の運転をするとなれば、さらに大きな事故につながる可能性が高くなります。降雪地域以外の人たちはスタッドレスタイヤの準備などもしていない可能性も高く、さらに雪道での運転操作にも慣れず、一旦ハンドルを取られるとドライバーの意志とは関係なく車は突き進んでしまいます。

ではどうすれば雪に見舞われた時に自分の身を守るのか?これはもう車の運転はできるだけ避けることが望ましいです。特に傾斜のある高台などに住まれている人たちは下の道路に降りる事さえ危険が伴うことも多いですし、まかり間違えば大事故につながってしまいます。

出勤時間帯にそんな大雪が降っていたら、もう諦めて、徒歩でいくか、最悪の場合、仕事を休むという選択肢も入れる必要も出てくるでしょう。

今回2月8日も日本国内の公共交通機関が大幅にストップしてしまい、飛行機や新幹線などの列車も身動きできない状態が続きました。

こんな時の、平穏な日常がどれほどありがたいと感じられるかを実感できる時でもあるのかもしれませんね。そうはいっても、やむを得ず車を運転していて、もし事故に遭ってしまったら、しっかりと対応しなくてはなりません。

路面が凍結していたので、スリップしたからといって、自分の過失が低くなったりすることなどありません。雪道を走るのだからそれなりの準備をして車を運転しなくてはならない事と、スリップしないような運転操作をする義務があるということで逆に過失が大きくなる可能性の方が大です。

降雪時の車の運転は「急」の付く動作は絶対にやってはいけません。急ハンドル、急加速、急ブレーキがその代表例です。

そしてスピードは最低限に抑えて、危険を感じた時にはいつでも安全に停止できるような速度で走行し、ブレーキやハンドルに頼った運転は避けましょう。

そうする事で、事故に遭う可能性を最小限に少なくすることができます。それでも事故が起きた時には、通常のお天気の時と変わらない事故対応をする必要があります。まず最優先すべきはケガ人が居た場合は人命救助が最優先ですので、被害者がいればその人を安全な場所に移動させ、自分でできる応急措置を行い救急車の到着を待ちます。その次に警察などへの連絡を行い、その最後に保険会社に連絡するという順番です。

多くの場合、事故が起きてしまうと人は気持ちが動転してしまい、何をすべきなのかという判断が鈍くなってしまう事がありますので、まずは気持ちを落ち着かせて、冷静に優先順位の高い順番に行動をします。

出来るだけ、事故の状況証拠を残すためにも携帯カメラなどで事故の現場となった道路付近の写真や自分と相手の車などの損傷ヶ所などを撮影して残しておくと後々役立つことがあります。

また二次的な事故を防ぐためにも、事故車両などを道路脇などの安全な場所に移すなどの措置も必要です。事故はだれも起したくないし起した時のことを考えたくもないでしょう。ですが、万一の時の想定をし、どう対処するのが正しいのかをイメージしておくだけでも、イメージトレーニングになり、もしもの時に慌てずに必要な措置をとれるようになるでしょう。





posted by hokenminaosi at 17:41 | Comment(0) | 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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